【神社参拝のマナー】鳥居にもきちんと意味があることをご存知ですか?

神社には、鳥居がありますよね?
なぜ、神社の入り口に鳥居があるのかご存じでしょうか?
また、鳥居の色は赤だったり白だったりですが、鳥居の色にも理由があるのです。
神社でとっても大切な鳥居について見ていきましょう。
神社の鳥居って何のためにあるの?

神社といえば、鳥居ですよね?
鳥居って何のためにあるものなんですか?

神社の鳥居は、人間界と神聖な神様の空間を分けるためのものなんじゃよ。

わー!
鳥居ってそんな大切な意味があるものだったんですね!

言うならば、神様の家の玄関のようなものなんじゃ。
だからこそ、玄関では神様に自分の名前を名乗り、挨拶をするべきなんじゃ。

そういう事だったんですね!
鳥居=玄関と聞くとかなり納得ができます。

昔は、鳥居は結界だなんて言われ方をしてたんじゃよ。

結界ですか?

結界とは、つまり神様の神域への入り口という事じゃ。

なんだか凄く神秘的ですね。

神社の鳥居をくぐると、すっと引き締まった気持ちになるはずじゃ。
それはつまり、神様の社に入ってるからなんじゃよ。

はい。
鳥居って想像以上に大切なものなんだという事がわかりました。
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鳥居から先は神様の自宅とわきまえるべし!

鳥居をくぐると、そこから先はなんとなく神聖な気持ちになりませんか?
鳥居から先は、きちんとした神様に愛される格好で、そして態度もふざけた態度などはわきまえて進むべきだとされています。
鳥居は、神様のご自宅の玄関にあたる場所です。
神様のお屋敷に入っていく訳ですから、玄関を超えたら神聖なエネルギーがたっぷりある場所に通じます。
なんとなく、鳥居をくぐった瞬間にエネルギーが変わるのを感じる方もいらっしゃるでしょう。
鳥居をくぐる際には、必ず一礼をしてからくぐると良いでしょう。
また、ご自身の名前を名乗ってから鳥居をくぐられるとさらに良いとされています。
神様はお心が広いので、どこの馬の骨だかわからない人でも自宅に招きいれてくださいます。
しかしながら、マナーとして自分自身のことを守った上で神様のご自宅に上がらせていただくべきでしょう。
神社の鳥居の色には意味があるの?

神社の鳥居は、多くの場合が赤色、朱色をしてますよね?
これって意味があるんですか?

神社の鳥居の色は、もちろん意味があるんじゃよ。
赤色、朱色の鳥居が多いのは、赤という色は魔除けの色だからなんじゃ。
また災いを防ぐ色とも言われてるんじゃよ。

赤い色って、なんとなく赤字の色ってイメージでしたが、魔除けをしてくれる色だったんですね!
勉強になります。

神社の鳥居は、赤ばかりじゃないんじゃよ。

え?
違う色の鳥居もあるんですか?

木でできたものなんかは白色をしてたりするんじゃ。

白色の鳥居ですか?

そうじゃよ。神無月に日本の神様たちが集まる出雲大社なんかは白色の鳥居なんじゃよ。
伊勢神宮も白色じゃよ。

白色の鳥居なんですね!
白の鳥居にも意味があるんですか?

白色の鳥居は、神聖な鳥居という意味じゃよ。
白い木の鳥居は大昔は主流だったんじゃ。

時代の流れで変わっていったんですか?

神仏習合で赤色の鳥居が多くなり、その後神仏分離で白い色の鳥居に戻ったという説が有力じゃよ。

色々あるんですね。

何れにしても、鳥居には大切な意味が込められてるんじゃ。
鳥居をくぐる時には気持ちを落ち着かせてくぐると良いんじゃよ。

はい。
これから鳥居をくぐる際には自分の名前、住所を伝え一礼をしてからくぐります。
ちなみに、年号が判明してる鳥居の中では、四天王寺の「石の鳥居」が日本最古の鳥居と言われています。
重要文化財に指定されてる鳥居で、なんと鎌倉時代の絵にも描かれてるようですね。
鳥居とは、前述の通りにこちら側の世界と神聖な世界を隔てるためのものなので、お寺にも存在しているのです。
鳥居の意味をきちんと理解することで、神社の鳥居をくぐる際には気持ちが引き締まるのではないでしょうか?
- 神社の鳥居はこちら側の世界と神様のいらっしゃる神聖な世界を隔てる結界だということ
- 鳥居の色は、赤は魔除け、白は神聖な空間という意味があるということ
- 鳥居をくぐる際には、必ず一礼を行い名前と住所などを伝えてからくぐること
以上の鳥居のくぐり方をすることで、神様に招かれる人になるはずです。
神社参拝のマナーを理解して、正しい方法で神社参拝を行うことで神様に呼ばれる人になるでしょう。
この情報で、あなたの日々がより良いものになれば幸いです。


















神社の鳥居の持つ意味や鳥居をくぐるマナーについてご紹介します


